横浜市営地下鉄センター南駅で開院している、生殖補助医療を専門にしたクリニックの院長です。不妊治療に関する最新の情報を専門に取り扱ったブログです。
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Implantation Window
Implantation Windowすなわち着床の窓という言葉があります。子宮側が胚を受け入れるとき、その窓が開くといわれています。その窓が開いたときに着床の準備ができていない胚は、いくら良くても着床できないとされています。私の博士論文がこれに関してでした。マウスの場合卵を取り出し、体外受精を行いまた同じマウスに移植しても妊娠しません。しかし、排卵を1〜2日遅らせた違うマウス(偽妊娠)に移植すると妊娠します。どうも胚のステージが子宮よりも先に進んでいるほうが妊娠するようです。原因は体外で培養した胚は体内に比べ発育速度が遅く胚盤胞では0.5〜1日違うため着床の窓が開いたときに、胚が準備できていないためと思われます。また胚は着床の窓が開くまで子宮の中である期間待つことができるためだと思われます。このことより当クリニックでは凍結融解胚盤胞移植を行う際、排卵確認後5日目ではなく、3〜4日目に移植を行っています。